
ひとり旅は気になるけど漠然と不安でなかなか行けない…という方も多いと思います。
また「車なしでは限界を感じる」「ふと悲しくなりそう…」そんな方に向けて、ひとり旅&車なしで47都道府県制覇した経験をもとに、ひとり旅デビューや慣れるのにおすすめの国内旅行先5カ所を紹介します。安心安全をモットーに、「ひとり旅も楽しい!」と思える手助けになれば幸いです。
旅先を選ぶポイント
今回は下記のポイントに沿って選出しました。なお、旅先でのんびりしたい派より、たくさんの場所を訪れて濃く楽しみたい方向けの選出になっています!
2泊3日を過ごせる充実度
想定日数を2泊3日とし、その間、飽きや時間を持て余すことがない充実度があるかをポイントにしました。
、一人旅で悲しいのは「飽きた…」と思う瞬間。自ら選んでのんびりするのは良いのですが、飽きてくると旅先なのに仕事のことを思い出したり、なんとなくネガティブな気持ちにとらわれてしまいます。豊富な選択肢の前にワクワクを保ち続けられる場所を選びました。
観光地として豊富な魅力を有していること
歴史やグルメ、絶景、博物館など、複数の魅力があるかどうかを基準に選びました。例えば3日間ずっとテーマパークで過ごす旅行もありですが、せっかくなら多くの角度から楽しみたいもの。
とはいえ、日本は大体どこに行ってもご飯が美味しいですし、街ごとに歴史があり、きれいな自然も楽しめるので、割と多くの場所に当てはまると思います。
公共交通機関が整備されていること
車がないと行ける範囲が狭まってしまうのはもはや仕方ありません。「1本乗り過ごしたら終わり」の行程もスリルがあって楽しいですが、安全安心な旅な旅をするには電車やバスが充実している場所や、そもそもマイカー観光客の方が少ない場所がおすすめです。待ち時間の短縮は、先ほども述べた通り旅先での「飽き」を省くことができます。県内の各観光地へのアクセスが容易な場合は1県丸ごとをおすすめ先として紹介します。
おまけ:具体的な目的がある場合
上記の要件が当てはまらない場合でも気になるイベントや「聖地巡礼」のように明確な目的がある場合はそこに向かいましょう!マイナーな観光地でも、話題になっている作品の聖地巡礼ならファンの方による体験談がSNSで多く見られます。ただその方の主観的な情報も多く含まれるので、自治体の観光サイトなどを必ず確認しましょう。
おすすめの国内観光先5選
【函館】コンパクトな街に詰まった魅力の数々

北海道の中でも特におすすめのエリアが函館です。五稜郭やベイエリアへは路面電車が走っており、レトロな市街地エリアの散策なら徒歩移動でも充分カバーできるコンパクトさが魅力です。公共交通機関移動の旅行者に向けたお得な切符が充実しているのでお得に回れます!五稜郭はドラマや漫画などで舞台となることが多く「一度は行ってみたい!」という方も多いと思います。
函館山からの夜景も絶景ですが、ライトアップされた街並みもそれに負けないくらい美しいです。遅くならないように注意して静かな夜を散策してみてはいかがでしょうか。


\実際に2泊3日の行程で旅行した記録です。ご参考ください!/

【神奈川】すべての見どころが一級品+アクセス抜群

個人的に一番のおすすめが神奈川県全域です!まずはパッと思いつく魅力をあげてみました。
【歴史】鎌倉の寺社仏閣/難攻不落の小田原城
【山の絶景】箱根大涌谷
【海の絶景】 江の島/湘南/横須賀
【グルメ】横浜中華街/生しらす丼
【レトロ建築】横浜市街
いずれも主役級の魅力があり、なおかつ好アクセス。例えば箱根と横浜は1時間程度で移動できます。気になる観光地を贅沢に組み合わせて計画を立てられるのが神奈川県のすごいところ!もちろん1日かけてじっくり観光できる魅力も兼ね備えています。




せっかくの旅行ならいろんな場所に行ってみたい、山も海も歴史もグルメも全部味わいたい、そんなときに神奈川県はぴったりです!
【京都】大定番だからこそ挑戦的な行動も安心

京都市内の移動方法は地下鉄、バス、JR、京阪など。ただ歴史ある寺社仏閣が徒歩圏内に密集している稀有な地域で、「ねねの道」「哲学の道」のように道自体も観光地化しています。たとえ迷子になろうとも、それすら別の名所に繋がっているはず。せっかくの旅先、スマホを見ずに自由に歩いてみるのはいかがでしょうか。小さな神社にすら千年の歴史が秘められているのが京都のすごいところです。




京都駅周辺だけでも、東寺や西本願寺、国立博物館など1日では足りないくらいの見どころがあります。京都の名所を1回の旅行で全部行くのは不可能に近いので、京阪沿線(伏見稲荷、清水寺、下鴨神社)、嵯峨嵐山などエリアを絞って予定を組むのがおすすめです。

いい場所なのは分かるけど、京都は人が多すぎでしょ!

清水寺の開門は朝の6時。嵐山の渡月橋も朝9時まではかなり人が少ないです。京都観光は日の出とともに開始できます!

極端…
【広島】海沿いの街を電車でのんびり移動旅

私が初めて泊まりのひとり旅をしたのが広島県。大学1年生の夏休みに、青春18きっぷと『るるぶ』を片手に尾道、呉、厳島神社を回りました。その経験もあって初めてのひとり旅には自信をもって広島をおすすめします!


先ほど紹介した神奈川県と同様に、広島も県内の主要な観光地へのアクセスが充実しています。厳島神社のフェリーは平日15分間隔で運行しており、待ち時間を考える必要がほぼありません。ほかにも広島から大和ミュージアムのある呉までは電車、バス、フェリーと手段が豊富に用意されています。海沿いの景色を楽しみながら移動できると、旅のワクワク感が増す気がします!
\実際に呉・広島を旅行した記録です。ぜひご参考ください!/

【沖縄(本島)】 日帰りバスツアーが充実!

沖縄といえば車がないとどうしようもない場所…のイメージが強く、私も訪問するのがずいぶん遅くなりました。ただいざ計画を立ててみるとアクセスが難しいと思っていた各スポットを定期観光バス(バスツアー)が結んでおり、想像以上に容易に訪問できました!沖縄に来る人はほとんどマイカーなしなので、車なしの観光客へのフォローが手厚い印象です。世界遺産の首里城にはモノレール(ゆいレール)で容易にアクセスできるのも安心です。


国際通り周辺では沖縄ならではのグルメを楽しみます。スパムおにぎりやA&Wのハンバーガー、サーターアンダギーなど、少量から味わえるものが多く、しかも比較的安価。たくさん食べて回れるのもうれしいです。

帰りの飛行機で食べようと、那覇空港で買った紅芋生タルト(ばら売り)が衝撃的なおいしさでした。もっとたくさん食べておけばよかった、と今でも恋しくなります。
\実際に定期観光バスで旅行した記録です。ご参考ください!/

初心者ひとり旅の注意点
海外旅行に比べて国内旅行の治安の良さは言うまでもありませんが、それでも自己責任が求められるのがひとり旅。挑戦的な気持ちも大切ですが、安心安全を第一に少しずつ経験を積み重ねていきましょう。
最低限の予約と計画を立てておく
旅行記録や動画を見ていると今夜の宿を直前に探す方もおられますが、車移動かつ体力任せの行程を組まれていることが多いです。初心者かどうかにかかわらず、宿は事前に予約しておくのがベター。公共交通機関の旅行では、まず自身の拠点を決めてから計画を立てましょう。分単位での計画までは必要なくとも、バスや電車の本数が想像以上に少ない場所では1分が命取りになりかねません。
今回紹介した5カ所は比較的リカバリーの効く場所ですが、行きたい場所を選定したら必ずアクセス方法を調べるようにしましょう。
「旅先での出会い」の期待は注意
ここでいう「出会い」とは男女の出会いだけではなく、旅先で出会う人との交流全般です。旅の醍醐味としてよく紹介されますが、積極的に声をかけたり、またかけられるのは個人的には注意が必要と感じます。楽しい交流のはずがその後も付きまとわれたり、善意に付け込まれたトラブルの危険が高まります。「なんかおかしいな」と思ったときにすぐ離れられる自信がなければ無理に交流を求める必要はありません。
旅先での出会いはあくまで一期一会。写真撮影を頼まれたり、道を聞かれたり、旅先の出会いは「袖すり合うも他生の縁」がちょうどいいと思います。

旅先でほぼ毎回「写真撮ってもらえますか」と頼まれるので、快く引き受けています。声をかけやすい雰囲気でいれたこと、自分を選んでくれたことは素直に嬉しいですし、そのあとずっと良い気分になります!
いさぎよく「撤退」も大事
どこに続いているのか分からないけど気になる道、予定していたけど時間的に厳しい場所、事前に調べていたけど何だか思っていたのと違うお店など、「どうしよう…」と迷う瞬間はたくさんあります。
前に進めば自信に繋がったり思わぬ感動に出会えることもありますが、判断を誤れば手痛い思い出になります。それも含めて旅の醍醐味と割り切れるまでは撤退の勇気も忘れないでおきましょう
おわりに
自身の経験も交えておすすめ5カ所+個人的なひとり旅の注意点をご紹介しました。
ひとり旅というと、自立したアクティブな印象で語られることが多いですが、格好いい一人旅をする必要はありません。誰にも見栄を張らなくていいのがひとり旅の良いところです。
また旅先を訪れてみると案外どこでもひとり旅をしてる方は多いので、人の目を気にする必要はありません。堂々と楽しんでいれば自然と溶け込めます!
くれぐれも安心安全を第一に、これからたくさんの楽しい思い出を作っていきましょう。


