掬星台を目指して摩耶山・青谷道ハイキング記録!運動不足にはこたえる道のり

■訪問日 2026年9月
■歩数 約22,000歩
■所要時間 王子公園駅~掬星台まで青谷道コース約2時間
■特徴 中盤の大日大聖不動明王を超えた辺りから、初心者にとっては険しい道が続きました。終盤には約400段の階段があります。

摩耶山ハイキングについて

摩耶山は日本3大夜景のひとつとして有名です。ロープウェイやケーブルカーで展望台の掬星台(きくせいだい)に容易に到着できるので、昼間のみならず、夕方~夜にかけても多くの方で賑わっています。

掬星台=山頂というわけではないのですが、山頂に行くにはハイキングコースを外れること、特に眺望があるわけではないことから、あえて目指す方は少ないようです。

ハイキングコースの一つ、青谷道は茶畑や砂防ダム、滝など移り変わる景色が見どころです。木々に囲まれた自然豊かで整備された道が続きますが、中盤は岩場や険しい階段が多く急に様子が変わりました初心者コースとして紹介されますが、運動不足の自分にとっては体力的に厳しかったです…(笑)
終盤に別コースの上野道と合流した後は、旧天上寺の400段近い参道階段が現れます。達成感を感じつつも、これを登り切ってもゴールではないのが苦しいポイントでした…。帰りはロープウェイやケーブルカーでサクッと帰れるので、ご安心ください!

青谷道登山口へのアクセス

王子公園駅登山道入り口まで約20分 
西口、東口どちらから出発しても青谷道登山口までの距離は大して変わりません。どちらも住宅街を進んでいきますが、すでに坂道が多いです。

なお王子公園駅から摩耶山の掬星台を目指すハイキングは青谷道と上野道の2コースあります。
上野道やケーブルカーを使う場合は西口から出発する方が近いです。

摩耶山・青谷道ハイキング記録

【11:15】王子公園駅から出発

今回は東口から出発しました。近くにコンビニがあったので、そこでおにぎりなどを購入して出発です!

動物園前を通過。数年前はパンダがいた貴重な動物園です。
住宅街を通っていくのですが、青谷道登山口を示す案内板がところどころ設置されています。すでに坂道続きでやや息が上がってしまい、今からこんな調子で大丈夫か…?と不安になりながら徐々に山に近づいていきます。細い道が続くので地図アプリで確認しながら進みました。

【11:35】青谷道登山口からハイキング開始!

青谷道登山口までは約20分ほどで到着!ここから登山開始です!11時半の時点ですでに下ってくる方が多かったです。中盤まで追い越したり追い越されたりがなく、もう少し早い時間から登る方が多いのかもしれません。

登り初めからしばらくは舗装された坂道が続きます。川のせせらぎを聞きながら、のんびり進んでいきます。

登山口の時点で標高140メートルと、すでに神戸の街並みの眺望が良かったです

青谷道は砂防ダムが多く、人工的な滝がいくつもありました。歩き始めて10分ほどで神戸唯一の茶畑「静香園」を通過。休業期間もありますが、休日はお茶屋さんが開いているようです。
静香園のインスタグラムを見ていると、次回はここまでを目標に、軽いハイキングをするのもいいなあと思いました。

茶園を過ぎるとすぐに現れるのが、ここまでの毎日登山を活動とする神戸の登山会「つくばね会」の建物。現時点で程よい疲れと爽快感がありますが、毎日となるとなかなかしんどそうです。
このあたりには畑のような、手入れされた痕跡のある敷地が続きました。ここもまだまだ歩きやすい道です。

続いて現れるのが成田不動明王。階段を上らないといけないので迷いましたが、せっかくなので寄り道しました。滝もあるようですが、ぱっと見で分からず、明らかに水量が少なそうな日だったのでお参りだけして進みます。ここに寄らなくても、まっすぐ進んでも、数十メートル後に同じ道に繋がります。

【12:05】大日大聖不動明王道を通過 ここから険しい道が始まります

約1時間ほどで大日大聖不動明王の前を通過します。不動滝と滝行で有名な修験道の地ですが、訪問時は何やら大きな音がする作業中で見学できる雰囲気ではなく、横目に見ながら進みました。なお、進むのはこの水色の橋ではなく右方向!にわかに薄暗いです。

舗装された道が続いていたので、急に様子が変わり「本当に合ってるのか…?」と不安になってきました。ちょうど下りてきた方がいたので、道は合ってるようですがそれでも疑心暗鬼になる道です。

そしてこのあたりから一気にしんどさが増してきました。というのも、青谷道は今まで登ってきたハイキングコースと比べて案内看板が少ない!地図や、〇〇まであと△分(方向➨)などを逐一確認できないまま進むので、自分が今どこにいるのか、あとどれくらいなのか、本当に合っているのか…?と思うと、体力以上に精神的につらかったです(笑)この辺りはほとんど圏外で地図アプリも開けませんでした。

荒れた階段を進んでいくうちに別の登山者に追いついてようやく安心できたのですが、他の皆さんもバテバテでした…(笑)

距離を示す石碑のようなものはあるのですが、初見では何のことかわかりませんでした

【12:35】上野道と合流 旧天上寺の参道へ

上野道との合流地点でようやくこれからの距離を示す案内板、そしてベンチが現れました。ここまでベンチもなかったので、ようやく腰を据えて一休みです。感覚としてここから終盤そしてコースの目玉である長い階段が待ち構えています!少し休んでから、掬星台方面に向かって進んでいきます。

天上寺の遺構である山門をくぐると現れたのがゴールの見えない長い階段。青谷道と上野道のハイライトです。登りはもちろんですが、これは下りもしんどそうだなと思いました。
手すりで体を支えて休憩しつつ、じっくり登っていきます。休み休みで10分ほどかかりました。

もともと帰りは上野道を歩いて下山しようと思っていたのが、少し自信がなくなってきました…(笑)

【12:50】旧天上寺・・・はゴールではない

「長い階段を上りきってゴール!」と思いきや、実はまだまだ通過点。1976年に火事で焼失した天上寺の跡地で、礎石以外はほぼ何も残っていません。当時の写真付きで建物の配置が紹介されています。火災後再建されたのはこれから向かう掬星台にのさらに奥。確かにこの場所に再建するのは、重機の搬入も困難で人の移動も大変ka…と思うような場所です。

火事の原因は放火のようです…

三権現社跡の分岐を左に進むと山頂、右に進むと掬星台です。今回は右方向へ。
旧天上寺跡から掬星台までのラストスパートは約10分。ここからはもうへとへとで、写真を撮る余裕がありませんでした…。つづら折りの階段が続き、曲がり道ごとに足を止めて息を整えながら進みます。

【13:10】絶景の掬星台に到着!

飲み物もいよいよ底をついたところで、ようやくゴールの掬星台!景色を楽しむより先にまずは自販機で飲み物を調達しようとしたところ…

自販機3兄弟

なんとすべて故障中!(´・_・`)

「そんなことある!?」と思わず声に出てしまいましたが、ロープウェイ駅舎に1台稼働中の自販機があるようです。助かった…。ただ利用率が高いためか冷えが足りておらず、ややぬるめのポカリをがぶ飲み。

それにしても3台全部故障ってなにごと!?

息も整ったところで、ようやく絶景を楽しみます!夜景の名所ということは、つまりとても見晴らしが良いということ!梅田のビル群までばっちり見えました。夢洲の万博跡地もうっすら見えます。高いところから見ると、大阪湾ってとても湾曲してるんだなあと分かりますね。また最近双眼鏡を買ったので、こうした場面で遠くの景色を見るときに使うと目が楽で助かります。

ポートアイランド、神戸空港の方角もばっちりです!この日の天気は曇り予想でしたが、晴れ間から景色を楽しむことができて幸運でした。

掬星台は広場になっており、屋根付きの場所もあります。休日の昼間でも座る場所には困りませんでした。ここで王子公園駅前のコンビニで買ったおにぎりをいただきます!ロープウェイ駅の中にも飲食店があり、カレーや焼きそばなど1,000円程度でいただけるようです!やや雲が増えてきましたが、ここから現在の天上寺まで足を延ばして散策してみます。

【14:00】再建された天上寺へ

掬星台から天上寺は徒歩15分程度。生い茂る木々のなか小径を進み、裏口っぽい箇所から境内へ。メインの入り口である西山門に行くのはやや大回りになり、また長い階段を上る必要があるので案内板通り素直にショートカットさせていただきました(笑)

火災で焼失後に再建された現在の天上寺です。拝観料などは特に不要で、金堂は靴を脱いで内部に入ることも可能でした!お釈迦様の生母である「摩耶夫人(まやぶにん)」を祀る日本唯一の寺院でもあり、金堂の隣には女人堂も建立されています。

【15:00】通り雨!帰りはロープウェイとケーブルカーで下山

天上寺から戻る途中、神戸方面からかなり怪しい雲が近づいてきていましたが、いよいよポツポツと降り始めました。左右を見渡すと分厚い雲と晴れ間が並んで、視界の広さを実感します。大阪方面もまだ耐えていますが、これからこの雲が流れていくのだなあと。歩きでの下山は諦めて、ロープウェイとケーブルカーがでサクッと帰ることにします!

体力的にも心配だったので、雨が言い訳になってよかったです

ロープウェイ+ケーブルカーはセットで片道900円。掬星台のロープウェイ乗り場は「星の駅」と命名され、20分おきに出発します。ただこの日は人が多かったためか臨時便もあり、10分後に出発していました。その臨時便も混雑しており、だいぶ人が減った次の便に乗り込みます。


通り雨だったのかロープウェイを下りる最中にどんどん晴れ間が復活!雨のあとの方が見晴らしが良いので、もう少し掬星台に残っても良かったなあと思います(笑)

途中で「虹の駅」ケーブルカーに乗り換え。先に下りた人もケーブルカーを待っていたので、どちらにせよ乗車のタイミングは同じでした。

虹の駅周辺の見どころが、廃墟でありながら国の有形文化財に登録された旧摩耶観光ホテル。ケーブルカーを待つ方はとんど気にも留めておられませんでしたが、こちらも摩耶山の有名スポットの一つ!現在は廃墟で近づくことはできませんが駅の展望台からその上部の様子が見て取れました。「廃墟の女王」とも呼ばれ、1929年のアールデコ建築の名残が内部には残るようで、展望台には内部の写真も紹介されていました。不定期で開催されるツアーで見学できるらしく、機会があったら訪れてみたいです。

ケーブルカー下車後は、住宅街の坂道を下り王子公園駅を目指します。とにかく下っていけばいいか、という感じであまり地図は見ていませんでしたが特に迷うことなくたどり着けました!

おわりに

青谷道コースを歩いてみると「道は初心者向けでも、体力はある程度必要・・・!」と改めて痛感しました。とくに日頃運動不足の自分には大変な道のりでした。
途中で飲み物が無くなりそうになった準備不足感もあり、やや反省が残ります。他に登ってる若い方々の様子も「こんな大変だと思わなかった」という雰囲気で、中盤~終盤にかけては何回休んだか数えられません(笑)

とはいえ事前に所要時間や飲み物などしっかり準備し、自分のペースで登れば、運動不足の人でも息切れしつつ辿り着けるコースだと思います!上り道で疲れ切っても、ケーブルカーとロープウェイで下山できるのも安心ポイントです。次は準備万端で上野道をリベンジしようと思います!

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました