ひたすら淀川を歩く!太子橋今市駅から行けるとこまで遡上

■訪問日 2026年9月
■歩数 約37,000歩


大阪の定番散歩コースといえば淀川の堤防。近々30㎞のウォーキングイベントに参加することもあり、予行演習と体力づくりを兼ねて歩けるところまで歩いてみました。
花火大会の影響で枚方付近の堤防が閉鎖されていたので、市街地を歩いた箇所もあります。

なお今回、太子橋今市駅という何とも中途半端な場所から始めたのは、すでに太子橋今市~中津まで歩いたことがあるため。この間の見どころといえば毛馬閘門(けまこうもん)ですが、それ以外はひたすら河川敷なので今回はショートカットしました。

明治時代の旧第1閘門

淀川ウォーキング記録

【11:40】太子橋今市駅から出発

朝から梅田で映画(ちいかわ2回目)を見て、11時過ぎに太子橋今市駅に到着。目的地はひとまず下記の3段階で想定しておきます。

  1. ひとまず枚方市 約13㎞
  2. 行けそうなくずはモール(樟葉駅)へ 約20㎞
  3. さらに行けるなら桂川・宇治川・木津川3つが合流する背割堤へ 約25㎞

この3段構えです。10㎞くらいは散歩でよく歩くので、枚方市までは難なく行けると予想。明るいうちに帰路に着きたいので17時をタイムリミットとします。

市街地から堤防まで。ここからしばらく野球グラウンドが多くにぎやかな声が響いてます。

さて、淀川沿いの道の構造として、堤防の上と、河川敷のグラウンド沿いを通る一段低い道があります。どちらも歩行者・自転車ともに通行可能。歩くなら景色のいい堤防の上がいいと思います。

散歩中はなるべく仕事や日常生活のことは考えず、目についたものをぼーっと考えるようにしてます。まず思うのが、堤防が高い!約10メートルの高さとのこと。さらに河川敷がめちゃくちゃ広く、この日全体を通して正直ほとんど堤防から川面は見えませんでした。

今年は大雨災害が多いですが、淀川が氾濫する危険性、というのは数年大阪に住んでて一度も聞いたことがありません。「そりゃこの高さまで水位が来たらこの世の終わりやわな」とか「堤防が決壊しようもないほど川幅広いな」など堤防を歩きながら大阪の防災について思いを馳せます。
帰宅後、大阪市や守口市のハザードマップを確認したら淀川氾濫、堤防決壊の想定も掲載されてました。

防災ハザードマップ|守口市ホームページ
本市において発生する可能性がある地震・河川はん濫(洪水)・内水はん濫に関する情報などを掲載した防災ハザードマップについて、全面改定したものを令和元年8月中にご家庭及び事業所に配布しました。 いざという…

こんなんもうどうしようもないやろ…と思ってしまう。

守口地区では何やら大規模な工事中。ちょうど草刈りを終えたばかりのようで、両側の草むらがスッキリしています。歩いてる人、走ってる人、サイクリングをしてる人、ときどきすれ違いますが、そこまで多くありません。

そういえば最近大阪の新たな散歩コースとしてJR大阪環状線一周が人気です。淀川散歩もそれくらい流行らないかな~と思ってたのですが、
・景色が単調
・途中離脱するための駅がやや遠い
・自販機なし。ベンチもまばら
・日差しを遮るものがない

と、長距離散歩となると玄人向けかもしれません。実際歩いて言うのもなんですが、淀川沿いを何時間も歩いてるのは物好きな人だと思います…(笑)

河川敷に円形に整備された場所があったり。この辺りはバーベキューエリアのようですが、この円形の箇所でやるわけでもないような…?淀川河川公園のホームページでは「砂場」とのこと。あまり整備されてないようです。

【12:30】守口市➨寝屋川市へ

30分ほど歩いて、鳥飼大橋までやって来ました。曇り予報だった天気もいい感じに晴れ間が出て、しかし風はやや強く涼しいです。右手に見える施設は庭窪浄水場。ここのみならず、淀川沿いには浄水場がいくつもあります。

大阪の水道水の主な取水源は淀川。一度夏場に常温で飲んだ時は「おや?」と思ったこともありますが、特段水の味に敏感なわけではないし、水質に不安もないので、冷蔵庫でボトルを冷やして飲んでます。浄水技術ってすごい!

でも地元(田舎)の水道水はやっぱり美味しいと思う!

堤防を歩いていると、大阪湾(河口)からの距離が地面にでかでかとペイントされている場所があります。調べたところ上空からヘリコプターなどが位置を確認するためのよう。Lは左岸の意味です。ここは河口から18.0㎞。もうすぐ寝屋川市に入ります。

道脇の草刈りは各所で行われているようですが、この辺りはまだのようで、バッタやトンボをよく見かけました。虫は好きじゃないですが、さすがにこれだけ歩いてたら特に何も思わなくなります。

前方に現れた鳥飼仁和寺大橋には料金所が。現在淀川で唯一の有料橋で普通車の通行料金は100円。原付バイクなどの軽車両は10円。自転車と歩行者は無料で通行できるようです。
ただ2027年2月から府道に切り替わり、無料とのこと。運転をしないのでこの橋の存在も今日まで知りませんでした。

【14:00】花火大会で賑わう枚方市

寝屋川市から枚方市へ。遠くにひらパーのカラフルな観覧車が見えました。
学生時代にひらパーで『名探偵コナン』の連載20周年記念展があり、バイト先のお姉さんと一緒に行った思い出があります。展示を見ただけで遊園地部分には行かなかったので、ひらパーはほぼ未踏。

ところで歩くにつれてテンポ良い音楽が聞こえてきます。何かのイベント?運動会?日曜日は学校の運動会は無いだろうから市民運動会的な?これだけ大きな音楽を昼間から流せるのは、相当地域に関連したイベントに違いない、など予想しながら歩きます。どうやら枚方大橋の辺りが音楽の発生源のようです。

運動会レベルじゃない規模!!

その場で調べたところ、この日はくらわんか花火大会の開催日!聞こえていたのはバンド演奏の音楽でした。最近花火大会の会場に赴くこともめっきりなくなり、「お祭りはこんな賑わってるものだったか~!」と驚きました。
キラキラした青春とは縁遠かったので、学生時代はこうしたイベントに対し「クッ、リア充・・・!」などと思っていたのが、今では「ここで色んな青春が生まれるんだろうな~(^-^)」とか思うように。ずいぶん大人になりました。

すでに堤防で場所取りしてる人も…!

【14:35】河川敷封鎖!市街地へ迂回

ここでハプニング!なんと花火大会の影響で堤防が封鎖!

河川敷一帯は有料の観覧ゾーンになっているようで、それに伴い堤防も立ち入り禁止。ここで堤防沿いのウォーキングは一時離脱を余儀なくされます。あちゃ~。下調べ不足!
さらに道路は幕が張られて河川敷の景色も見えない状態!こうしないと狭い歩道に立ち止まって花火を見たり、生い茂った草むらでも座って観覧する人が出てくるからでしょう。一時の浮かれ気分でマナーをなくす人間が嫌いなので、そういうのが大量生産されるから花火大会は苦手なんだよな~と自分を分析しながら進みます。

仕方ないのでしばらく市街地を歩きます。淀川資料館という気になる施設もありましたがこの日は閉館。花火大会の客が入り込まないようにするためか、入り口のスロープは縄がジグザグに張られてました。

ここで気になるのが高さ約116メートルの関西医科大のタワー。車窓で見るたびに、なんでこんな高いのか、何のための場所なのか、と気になっていたのですが名称は「関医タワーホテル」。関西医科大学附属病院の患者と家族専用のホテルのほか、留学生の寮も入っているようです。
先端の細まってる部分までホテルなのかな~と思いきや、そこには特に何もないという情報もあり。枚方のシンボルタワーとしての側面が強いのかもしれません。

【15:20】河川敷へ復帰するも…

御殿場駅を通過し、そろそろ淀川に戻りたいところですが堤防へ続く道が「私有地につき立ち入り禁止」だったりして、やや道探しに苦労しました。細道を見つけてようやく復帰。この辺りでも花火の撮影を狙っていると思われるカメラマンがちらほらいます。

花火の撮影は苦手です。ちゃんと撮るなら三脚が要るなあと思います

さて堤防散歩再開!と思ったのですが・・・。

なんか…さっきまでと雰囲気違うなあ・・・。

さっきまで。

これまでつい最近草刈りが行われた道や、そうでなくても左右の景色がクリアに見える状態だったのが、ここは草が生い茂り、譲り合わなければすれ違いも成せない状態。伸びた草は2メートルを超えそうなものも。

舗装はされているものの、市民のお散歩コース♪という雰囲気ではありません。うっすら歩行者を拒む雰囲気すら感じます。そうだよな。近所の方の散歩コースになっても、淀川を数時間歩いてる人間なんて想定してないよな。
何となく気分が沈み、今ここで事件に巻き込まれて、この草木の生い茂った場所に捨てられたら、草が枯れる冬まで見つけてもらえないかもな…と物騒な想像が脳裏をよぎります。

さらに歩くと、シートを敷いて道を占領しているおじさん集団(花火待ちでしょうか?)も現れたり。
このまま歩くのしんど!となり、堤防を離脱して大きい道に出ることを決意。

【16:20】道がない…もうダメだぁ!フィニッシュ!

船橋川を越えた先で車道に戻ります。船橋川も一級河川ですがほぼ枯れている状態。淀川と同じ一級河川にしてはずいぶんな違いです。

さて、堤防を離脱した先の大阪府道13号をこのまま歩き続けると京阪樟葉駅、そしてくずはモールが間もなく現れます。時刻は16時。最終目標だった背割堤まで行くか、樟葉でフィニッシュか。迷いつつ、足の疲れも無視できない状態になってきました。さっきの狭い堤防を歩き始めてからグッと疲れが出た感じです。精神面の疲労が大きいかもしれません。

あとうすうす気づいていたのですが、背割堤が3つの川の合流地点!といっても、堤防からその様子って見えないのでは…?衛星写真だからこんなにきれいに見えるのであって、広い河川敷のおかげで今までもほとんど川面見えてなかったし。


この時点で約5時間歩いていたので、「もう淀川はこりごりだ~!」の気持ちも正直ありました。どうしよっかな~、と思いながら樟葉駅が近づいてきます。

線路沿いのこの道も草が荒れてますね。わざわざこの道を歩く人間はそういないだろう、という道からの声が聞こえるようです。そして対向車線側には歩道なし。堤防を歩くとやがてこの道に合流するのですが、その先には歩道がない鬼仕様。横断歩道もないので、車道を歩き続けるか車道を横断するかしかありません。私も左側の歩道を歩いていたので、「道がない!?」状態になりました。さすがに車道を歩くのは死の危険を感じるので、車の来ないうちに横断するしかなく。

どめとして、樟葉駅から先はこの府道13号、歩道が完全になくなりました
別の道を探す気力が尽き、樟葉駅を終着地にしよう…!と決意。

いつもは京阪で通過するくずはモールに初めて降り立ちました。広いです。歩き続けた体には堪える広さ。30分ほどフロアを見て、夜のデザートにエッグタルトを買って樟葉駅から帰宅しました。

以下が本日の大まかなコースです。

淀川ウォーキング振り返り


この日の歩数は37,158歩、今までの人生で一番歩いた日になりました!

近々ウォーキングイベントに参加して30㎞歩くのでそれの予行練習のつもりでしたが、果たして本番はどうなることやら。ただ最後は全く動けない、ということはなく普通の顔でイオンモールを歩ける余力は残した状態。道が無くなっていく精神的疲労がなければ、イベントは完歩できると思います。

なお大阪➨京都を歩くにあたり、京街道というコースもあります。かつての東海道の延長(東海道五十七次)ですね。この道も何かと史跡が多そうで、歩くと楽しそうな道だなあと思います。
淀川沿いを長距離散歩しようと思っている方は、たまに市街地に離脱するなどして気分転換しながら歩くのがおすすめです。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました