
■訪問日 2026年8月
■歩数 約23,000歩
■所要時間 高山寺~清滝バス停まで約3時間(休憩含む) 嵐山エリア(愛宕念仏寺)まで歩く場合は+15分
■特徴 ハイキングコース前後の髙雄、清滝周辺の車道は歩道がないので注意。神護寺の参道階段が一番疲れました。
髙雄~清滝ハイキングについて
京都市北西部に位置する髙雄エリア、高山寺、西明寺、神護寺は三尾と総称されています。バスや徒歩を組み合わせてめぐる京都の奥座敷です。その三尾のひとつ、神護寺参道から嵐山近くの清滝までは錦雲渓(きんうんけい)と呼ばれるハイキングコースが設けられているのをご存知でしょうか。
ハイキングコース一帯は8月現在青々とした緑が美しいですが、紅葉シーズンは絶景間違いなしの大自然!紅葉シーズンの京都のバスはとても混むので、混雑回避も兼ねて片道ハイキングしてみてはいかがでしょうか。
お盆明けの平日、かつ曇天なこともありハイキングコースで見かけたのは2組ほどとかなり静かでした。ただ数年前の連休中に歩いた時はそこそこ人がいたので、髙雄の観光客が増える時期は相対的にハイキングする人も増えそうです。紅葉の時期にじっくり景色を楽しみたい方におすすめです。
髙雄エリアへのアクセス
京都駅バス停➨(※髙雄京北線)➨栂ノ尾(高山寺最寄りバス停)で約1時間
※バスは1時間にだいたい2本ほど。髙雄方面のバス乗り場は京都駅烏丸口(中央口側)すぐです。
嵐山から清滝までバスまたは徒歩で向かい髙雄までハイキングも可能ですが、やや登りが増えます。ただ大きな差はないので、その日の予定に応じてどちらからでも出発可能です。
嵐山⇔清滝バスは1時間に1本、髙雄⇔京都は大体2本です。
髙雄~清滝~嵐山ハイキング記
【11:00】栂ノ尾バス停から高山寺へ

高山寺の最寄バス停、栂ノ尾(とがのお)バス停で下車し、裏参道から少しの階段を上って向かいます。表参道までは歩道がなく、カーブした見通しの悪い車道を歩く必要があるので、無理して歩かなくて良いと思います。バス停近くにはトイレや自販機もありました。この先トイレは多くないのでここで済ませておきましょう!
【11:10】高山寺 国宝「石水院」見学
高山寺は世界遺産に指定された由緒ある古刹です。見どころは鎌倉時代の遺構「石水院」で、国宝にも指定されています。石水院自体は小さい建物で、歩いて見て回るだけなら正直2分程度で終わりですが、せっかくなので縁側から緑を眺めて休んだり、展示品を眺めたりして10分ほど過ごしました。


有名なのは鳥獣戯画図。高山寺所蔵の名物ですが、現物は京都国立博物館などに保管されているので、ここでは複製品が展示されています。それでも充分見ごたえがありました。
石水院のほか、高山寺境内の金堂や霊廟は10分ほどで見て回れます。【滞在時間:約30分】

カエルの愛嬌ある表情がお気に入りです。石水院では鳥獣戯画のオリジナルグッズが販売されていました!



高山寺から西明寺まで、しばらく歩道がありません。カーブで対向車線も見えづらいので、移動は慎重に。バスを使おうにも1時間に2本、バス停1つ分なので歩いたほうが早い、という方が多いようでした。
西明寺までは徒歩約10分。途中で西明寺や神護寺、その先のハイキングルートに続く分岐の坂道を下ります。
メインストリートから外れた道にはなりますが、案内板があるので分かりやすいです。
【11:15】西明寺の指月橋を渡って進む

西明寺のシンボル指月橋。緑の中に赤が映えて美しく、良い角度で写真が取れました!
このまま西明寺➨神護寺へ進む場合は指月橋には戻ってこないので、橋を渡る前に写真を撮っておきましょう!
西明寺は有料エリアの苔庭も有名です。今回はハイキングが控えていたこともあり。時間を気にして参拝だけにしました。ただ、ほかの方のブログを見ているととても評判がよく、内部拝観しておけばよかったな~と心残りがあります…。


西明寺の境内から神護寺への道が続いています。しばらく車道ですが、車どおりは少なく先ほどよりは安心して歩けました。随所に案内板があるので方向に迷うことはありません。西明寺を下り清滝川に沿って歩くこと約7分。神護寺参道入口が見えてきました。
【11:20】神護寺 参道を上って境内へ


神護寺に向かうにはまず約400段の階段を登ります!境内入口の楼門まで約10分かかりました。この日は曇りで気温は高くなかったですが、それでもシャツがびしょびしょに。
改めて振り返ると、渓流沿いのハイキングよりこの参道の方がきつかったです。
金堂へ向かうには再び階段が!金堂内は靴を抜いて内部の見学が可能。写真撮影は不可でした。金堂以外にも五大堂、毘沙門堂など建造物がたくさんあり広い境内です。【境内滞在時間:約35分(階段除く)】

神護寺所蔵で有名なのは歴史の教科書にも載っていた「伝源頼朝像」。複製品が金堂内で見学できました。毎年5月1日〜5日に宝物展が開催されており、そこで見学できるようです。



神護寺の名物といえば「かわらけ投げ」も外せません!薄い素焼きのお皿3枚を谷に投げて厄除けします。
売店の方が教えてくれた投げ方のコツは、野球のようにに上から投げるのではなく、フリスビーのように横から投げること!運動センス0の私でも、3枚中1枚は無事きれいに飛ばすことができました!
【12:50】硯石亭で食事


当初はハイキング後に清滝か嵐山で昼食にしようと思っていたのですが、参道で思った以上に体力を使ったので早めに休憩!長い参道の途中ににあるお店に寄り道します。
お茶屋さんのような雰囲気で店主さんも愛想よく、居心地の良い空間でした。お料理はさっぱり冷たい梅おろしうどんを注文。山の空気を浴びながら食べる料理は格別です!しっかり休んだおかげでハイキングへの勢いがつきました!
【13:20】錦雲渓ハイキングコースへ!
神護寺の参道登り口周辺はホテルなどの施設が並び、この日はツアー客の方でにぎわっていました。川床料理を頂けるようですがなかなかいいお値段…!
この通りを抜けてまっすぐ進んでいくと舗装路が終わりいよいよ本格的にハイキングコースに!コース一帯は錦雲渓(きんうんけい)と呼ばれ、清滝川に沿った約3㎞の道のりを進みます。

歩き始めて約10分、ハイキングコースの見どころである北山杉の並木道が登場です!北山杉は約600年の歴史を持つ京都を代表する木材として活用されています。数十メートルの並木道はとても神秘的な空間でした。ここまでの道は平坦で、特に荒れた箇所もなくサクサクと歩いてこれました。
ただ、この並木道を抜けてすぐ、小さな橋を渡ってからは滑りやすい道が出てきます。


ハイキング途中に現れる机と椅子はもはや苔むしていて、ここで休憩がてら何かを食べるのは厳しいように見えます。コース全体を通して、座って休憩できそうな場所は少なめでした。


滑りそうな階段、どこを歩けばいいか分からない細い道、湧き水で濡れた岩場など、ややドキドキする道が続きます。渓谷の景色も美しいですが、足元に注意して慎重に進みましょう。

途中でヘビに出会いましたが、すぐどこかに去っていきました。

未舗装のハイキングコースを抜けて車道に合流します。ここでようやく別のハイカーの方と遭遇しました。
ここから清滝のバス停までは舗装された道路を歩いて約20分。道は歩きやすくなりましたが、曇り空も相まってしばらく薄暗い印象の道です。廃墟も点在していました。
山道を抜けて清滝エリアまで出てくると、金鈴橋という石橋が分岐点になります。橋を渡っても渡らなくても清滝バス停の道に合流しますが、私のおすすめは進行方向右側の橋を渡らない方の道!比較的建物が多いので不安が少ないです。


歩き出すとすぐ愛宕山に続く参道、鳥居が出てきました。ここを進めば愛宕山ハイキングが始まるスタート地点。出発するなら朝早め、午後から出発はやめるように、と注意書きがありました。
登山道を背にカフェや住宅のある細道を通り、10分ほどで清滝バス停に到着です!清滝バス停付近は飲食店がないので、このあたりでバスの待ち時間を調整するのが良さそうです。

別ルートですが、愛宕山は子どものころ何度か登ったことがあります。当時は体力いっぱいでした。
【14:20】清滝バス停

神護寺を出発してから約1時間で清滝バス停に到着しました!ここでバスに乗れば数分で有名観光地嵐山に移動できます。
写真は清滝トンネル入り口。心霊スポットとしても有名です。一度バスで通ったことがありますが、たとえ歩道があっても絶対歩きたくないな…と思う道でした。
今回は嵐山まで歩こう!という目標があったので、目の前でバスを見送りここからもう少しだけ歩きます。
【14:35】嵐山エリアへ

ここまで出てこれば嵐山から徒歩圏内の観光エリアに入るので、観光客も多く案内も充実しています。よく整備された石畳の道は飲食店やお土産店も豊富。ここから一気に観光地の雰囲気に変わり、ハイキングは終了といるでしょう!


嵐山エリアは歴史ある寺社仏閣が密集しており、徒歩でも移動がしやすいです。化野念仏寺、愛宕念仏寺までも舗装された道でつながっていますが、主要なエリアからは徒歩で20分ほど離れているので移動にはバスを使うのもありだと思います。

嵐山は何度も訪れていて、大学時代はアルバイトもしていた馴染み深い場所です今回は寄り道せずに帰りましたが嵐山の紹介もいつか書きたいです。
JR嵯峨嵐山駅や阪急嵐山、バスなど次の目的地への公共交通機関は豊富!
お疲れ様でした!













